2011年12月22日木曜日

正月の苔盆栽

今年もあとわずかですね。同級生の母親さんから依頼されてお正月用の苔盆栽を作りました。
こちらの盆栽は大実やぶこうじ、錦糸南天、オオエゾデンダ、葉牡丹を合わせて、4000円です。
好評だったので、「お正月の苔盆栽」と題して注文承ります。
色々な花のイメージに合わせてひとりひとりオーダーメードでお作り致します。
どしどしご注文よろしくお願い致します。

コナラと野葡萄

今年最後の花の教室は歳暮の花ということで、山で見つけた草花は、実生のコナラの枝、野葡萄の紅葉、蔓状で綿のような種達で、それらをあまり手を加えずに黒田泰蔵作の白磁に生けました。
厳寒の季節はたくさんの花をいけるのではなく、ごくわずかに詩情を表現します。
白磁の白を雪に見立てて、枯れ枝が最後の力を振り絞って耐えている感じにしてみました。
締めの花にふさわしい出来映えで満足しています。

2011年12月6日火曜日

お歳暮シクラメン2011

師走に入って寒さも深まり今年もあと一ヶ月ですね。
オオシマ草花店では「お歳暮シクラメン2011」と題しまして、全国発送を絶賛承り中です。
画像のようなフリンジ咲きで珍しいものから、赤や白の定番ものなど、店主自ら、選び抜きお届け先のご両親、祖父母、会社の上司や友人、知人の方々にも喜んで頂けるものをご用意致します!
ご注文はMAIL、FAX、電話、なんでも受けつけ中。よろしくお願い致します!!

電話  090−2942−3284
FAX  0463−61−5293
MAIL kengo0040@gmail.com

花と陶展

先月11月19日から27日までOISO1668で大島健吾と富田啓之「花と陶展」を開催しました。
こういう展示は人生初めてでしたが、小、中、高の同級生で陶芸を担当した友人の富田君と始まる前に色々な意見を交わし、僕が直感した彼の陶器のイメージを季節の草花で装飾しようと決まりました。
晩秋をむかえる山や野には華々しい花は少なく、あるのは赤や黒の実、枯れた枝、紅葉している葉で、展示の三日前から探しにいっていました。
仲間の畑で竹にからまっていた美男鬘の大きな蔓、高架下のフェンスにしげっていた野葡萄、運転中にで偶然みつけたアザミや野バラの実、前の職場に植わっていた柏葉アジサイ、山で自然と小枝にからまっていた蔓竜胆の赤い実、どれもあの時、あの場所でしか手に入らない貴重な草花たちでした。
展示前日の夜中、会場全体に大きくて遺跡のような陶器を彼に並べてもらい、そこに僕が苔を敷き詰め、一つ一つの花器にそれぞれリズムよく花を生けていきました。生けたあとも一緒に試行錯誤してよりより展示になるよう工夫していき、初日を迎えました。
始まったら、お互いの家族、友人、知人、近所の方、前職場の方、大勢の方々に来て頂きました。二人とも大磯出身なのでここで出来た事が本当に喜ばしい事でした。
今回の展示ではお互いの個性が交わり、納得いくものとなりましたが、さらなる努力を重ねもっともっと素晴らしいことができるよう力をつけていきます。
お越し頂いた多くの方々、ありがとうございました。