2012年8月1日水曜日

庭作り 大磯I邸


12月、元の住人が好き勝手に植えてしまった木々達が鬱蒼としていて、
手が付けられないとの事で、話を頂きました。

1月、行ってみると、色んな木々や草が雑然と植わっている。
必要の無い木を選別して暖かくなったら抜根、伐採を予定。

3月、庭師の仲間と一緒に木をひたすら抜いたり、切ったり。
だいぶすっきりした。


 5月、大きい木はなくなり日が当たるようになって、笹や、蕗などの草がだいぶ茂って来た。
木々の間を縫うように道を造る事を提案。

7月、元々の土に混ぜるだけで雑草が生えなくなり、固まって道になり、その上、環境にもいい資材を見つけ、造っていく。

 道は自然に風化すると、馴染み、山道のようになる。

 空いたスペースに家庭菜園ゾーンを造る。
 囲いは伐採した木を応用。

 道を造る事で島のようになった場所に灯籠を移動。
 築山風にした。

 道に散水してさらに固める。

 写真手前の石で囲われてた元々池のような所を花壇にする。

切った切り株もそのまま残して、自然の風合いに。

木を切り、道を造ることで、日差しが入るようになり、明るくなった。
これで完成!!

小さなお子さんがいる家庭でしたので、この200㎡ある広い庭を歩いたり、虫や草花を見つけたり、
遊べて触れるをテーマし、新たに木を植えるのではなく、元々あった木を生かした庭作りを心がけました。

ご依頼主のIさん、ありがとうございました。